「ポルトガル・リスボンで行われたEAOに参加、発表してきました」

2019/10/03

 こんにちは!
 スウェーデン歯科こくふ 院長の内藤 禎人(ないとうよしひと)です。

 9月27日から30日まで医院をお休みさせていただいて、ポルトガル・リスボンで行われた、28th European Association for Osseointegration(EAO)に参加してきました。また、過密日程でしたが、スペイン・バルセロナへ研究打ち合わせに行ってきました。

 European Association for Osseointegrationは、簡単に言うとヨーロッパでの歯科インプラント学会にあたります。その年の最新の情報が得られる場所です。

 東京都のたけした歯科・竹下賢仁先生と共同発表で、
「Clinical performance of short implants placed in the molar-premolar region: a 2-year retrospective study.」
と題して発表を行いました。

 骨量の不足した部位に用いられるショートインプラントですが、適切に行えば非常に成功率の高い治療オプションであることを証明しました。

 また、学会会場では、マルメ大学在籍時の友人たちと再会し、近況を話し合い、そして、これからのコラボレーションについても話し合うことができました。

 その後、スペインのバルセロナに移動し、バルセロナ大学と、現在ノルウェー・ベルゲン大学に所属している山田先生と研究打ち合わせを行いました。今回行う研究内容は非常に面白いもので、またここで進捗状況をご報告できればと思っています。

 今回、2泊4日で二カ国を移動し、滞在時間よりも飛行機に乗っている時間の方が長かったですが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、世界基準に触れることができ、現在の自分の立ち位置も再確認できました。これからもどんどんアップデートしながら、日々の臨床に生かしていこうと考えています。

 スウェーデン歯科こくふ 院長 内藤 禎人