「徳島大学名誉教授　西野瑞穗先生にお越しいただきました」

　こんにちは！
　スウェーデン歯科こくふ　院長の内藤　禎人（ないとうよしひと）です。

　わたしの母校は徳島大学です。6年間の大学生活と4年間の大学院生活の合計10年間の学生生活を送りました。その中で多くの先生方にお世話になりましたが、その中でもたいへんお世話になったのが、小児歯科学講座の教授だった西野瑞穗先生です。

　先生は現在も国内外で講演活動を行うなど、多忙な毎日を送っています。そんな中、時間を見つけていただき、クリニックにお越しいただきました。

　わたしたち向けに、小児に対して歯科治療を行う際の大切なポイントや、これまでの研究成果についてお話くださいました。

　特に西野先生が研究されてきた、フッ化ジアンミン銀はサホライドという名前でおなじみの歯科材料です。

　この材料には、むし歯の部位に塗布すると、むし歯の進行を遅らせる効果があります。

　現在、スウェーデンでもこの材料のむし歯を遅らせる効果が注目され、保険導入が進められている状況です。

　スウェーデンから帰国して間もない頃、マルメ大学で同僚だった友人から、「今、日本の先生が来ていて、すごい話をしている。しかもお前のことを探しているぞ」とメールが来たことがありました。

　西野先生の研究成果がスウェーデンにインパクトを与えたこと、そしてわたしのことを気にかけていただいたことがすごくうれしかったです。

　サホライドの適切な使用法も教えていただきましたし、当院でも積極的に使用していこうと考えています。

　お忙しい中、クリニックにお越しいただいて、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。今後もご指導いただきたいと考えていますし、西野先生からいいクリニックになったね、とおっしゃっていただけるように頑張りたいと思います。

スウェーデン歯科こくふ　院長　内藤　禎人